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富山の製薬会社「陽進堂」はこんな会社…異例な事業展開?

投稿日:2021年11月24日 更新日:

株式会社陽進堂はこんな会社

株式会社陽進堂は富山県富山市に本店を構えており、創業は昭和4年で株式会社設立は昭和37年になります。
東京や大阪・博多など全国主要市に11支店を展開しており日本全国で事業活動を展開している会社です。
富山

事業内容

医療用医薬品の製造販売

主な事業は医療用医薬品の製造販売で、高品質のジェネリック医薬品や輸液や人工透析などの際に必要不可欠なエッセンシャル医薬品の製造販売を中心に展開しています。保険財政の逼迫が叫ばれて久しい今日の医療シーンにおいては薬価の低く、効能も先発薬に引けをとらないジェネリック医薬品野重要性はこれまでになく高まりを見せているのは確かです。

ジェネリック医薬品の製造

陽進堂のジェネリック医薬品は自社工場で原薬から製剤までの一貫生産をすることで高い品質保証ができるのが最大の特徴です。新薬と同等の安全性・有効性を有す、高品質で信頼性が高く低価格で提供しています。

 

バイオ医薬品の研究開発

ジェネリック医薬品を中心に取り扱う企業としては類例のない取り組みですが、株式会社陽進堂ではバイオ医薬品の受託製造にも乗り出しています。
関係各所の寄せる期待は高く、複数のバイオ医薬品開発を専門に手掛ける海外各社との提携を持ちさらに進化させていくことが想定されているのです。
バイオ

 

治療
これは異例な事業展開とも言えるもので、医薬品の創薬にはあまり積極的でなかった製薬会社がトレンドになっている中にあって、あえてリスクをとって新規医薬品の開発に取り組んでいる事になります。

合弁会社の「YLバイオロジティクス」

海外のバイオ医薬品企業との提携はすでに実績をあげており、インドの製薬会社ルピンリミテッドとの合弁会社の「YLバイオロジティクス」では慢性関節リウマチ治療薬の「エンブレル」のグローバル開発に成功。日本では陽進堂が製造販売を担っている。

 

エッセンシャルドラッグを提供

陽進堂の子会社であるエイワイファーマ株式会社では、2013年に輸液、透析事業に進出しました。ジェネリック医薬品事業に加えることで、さらなる事業領域の拡大が見込まれます。

グッドデザイン賞を受賞

2015年に輸液製剤のスタンディングバッグがグッドデザイン賞を受賞しています。
このスタンディングバッグにすることで、保管するときはもちろんのこと、運搬や使用、廃棄する時などの「使い勝手がよい」という点と、品種確認がしやすい「視認性」点でが評価されての受賞となっています。

 

陽進堂のジェネリック

陽進堂のジェネリックは、原薬から製剤までを一貫で生産。一貫で生産するメリットは、より高い品質保証が出来るという点です。
医師が患者に対して、自信を持って処方できる信頼性が高いジェネリック医薬品となっています。

医薬品の一貫生産体制とは

陽進堂では最新鋭の設備で、高品質で信頼性が高い、低価格のジェネリック医薬品を製造しています。

1.研究開発
原薬の開発から実生産まで一貫した研究開発で、生産部門と積極的に情報交換。スピード感のある高品質・高効率な開発と生産が可能。

2.原薬の製造
最新鋭の原薬工場では、差圧管理などで異物混入を徹底的に排除するほか、粉塵爆発予防設備を充実。DCS(Distributed Control System:分散制御システム)の導入で作業の効率化も実現。

3.製剤
最新鋭の技術を集約した、高い生産性と安定供給を実現する製剤工場。大量受注、多品種小ロット、多様な剤形ニーズに対応可能。

4.包装
高性能の充填機、ラベラー、レーザー印字検査機、添付文書検査装置などを備え、さらに「GSⅠコード」にも順次対応。

5.MR
医薬品等の販売とより確かな情報提供、そして医療現場からのフィードバックを通して、人々の健康と社会に貢献。

人々の健康と社会に貢献する製薬企業として、たゆまぬ努力をつづけています。

安定供給と安全性の強化

生産品目を増加し、安定供給の強化を進めるために、2015年から第5原薬工場を新設し稼働をしています。
最新鋭の設備や製造体制を整備した事で、更なる効率化、安全性、高品質が保たれています。

薬の富山だからこそ

陽進堂の本社がある富山県では、ジェネリック医薬品及びバイオシミラーの正しい知識の普及啓発が行われています。
富山県には製薬会社が多くあることから、「厚生部薬事指導課」「くすり振興課」という課を設け、医薬品産業の振興を進めているそうです。

現在、ジェネリック医薬品の使用割合は70%以上となっており、ジェネリック医薬品に対して理解が進んでいることがうかがえます。

 

株式会社陽進堂の魅力はここ!

ジェネリック変革時代・社会に貢献し、なくてはならない企業へ!

陽進堂は、原薬開発から最終製品製造までの一貫した生産体制の確立により、高品質なジェネリック医薬品を提供している医薬品メーカーです。国民医療費の削減が叫ばれ、この業界の重要性が益々拡大する中、当社は製品及び原薬を安定供給することで社会に貢献しています。

ジェネリック、輸液・透析、バイオの三つの柱が成長戦略

当社の成長戦略は3つで、一つはジェネリック医薬品事業。当社の強みである『原薬開発から製剤まで』を武器に、高品質な医薬品を生み出しています。二つ目は2013年に進出した輸液・透析医薬品事業。「エッセンシャルドラッグ」と呼ばれ、医療上欠かせない医薬品。これらを取り扱うことで医療機関等への認知度、信頼度を高め、更なる販路拡大を図っています。三つ目は、バイオ医薬品分野への進出。新薬メーカーのバイオ医薬品受託製造を通して自社製造技術を確立、バイオ医薬品の後続品であるバイオシミラーの開発を推進しています。この3つの柱で「なくてはならない製薬企業」を目指します。

成長実感を得られやすい職場環境

医薬品を扱うという使命感に向き合える方、会社目標を達成するために果敢に挑戦し真摯に仕事に向き合える方、更に成長すべく自分自身と向き合える方、ぜひとも当社の門を叩いてください。共にがんばりましょう!

引用元:https://job.rikunabi.com/2019/company/r741700076/

求人サイト情報

陽進堂の求人サイト情報はこちらから

会社概要

公式サイト
株式会社陽進堂のサイトへ
社名
株式会社陽進堂
本社
〒939-2723 富山県富山市婦中町萩島3697-8

 

ニュースリリース

2022年11月16日 2022年9月30日付でウステキヌマブ(遺伝子組換え)及びデノスマブ(遺伝子組換えのバイオ後続品(以下「本剤」)に関する、独占的販売権契約を締結。
2021年2月2日 持続型赤血球造血刺激因子製剤ネスプのバイオ後続品YLB217について、日本における製造販売承認申請を行った。

 

未知の分野にも果敢に挑戦

評価

株式会社陽進堂ではこのような現在日本が直面する医療における課題に解決策を提供するために、日々医薬品製造や研究で寄与することに高い見識を持って取り組んでいるのです。さらにこれまでの医薬品では解決を見ることが難しかった難病や治療の難しい疾患にも有効なアプローチを提供できるように、バイオ医薬品の研究開発にも積極的に傾注しています。独自の研究開発やノウハウを蓄積して、これまでの医薬品に対してパラダイムシフトを迫るような新薬開発に対してもこれから先、重点的に鋭意研究開発を進めていくことでしょう。

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